2017年7月24日月曜日

Excel関数の学び


Excelの個人レッスン

先日、仕事で使うExcel集計表の作り方について教えて欲しいというご要望で、個人レッスンをさせて頂きました。商品の単価と数量を掛け合わせて見積書や発注書を作るのです。現在使っている実際のExcelファイルを見せて頂いて、より使い勝手のよい集計表に変えていこうという試みでした。

Excel関数 SUMIF


いくつか考えられる集計表の改善点をご提案したのですが、最終的には「SUMIF」という関数を使って目的の数値を求める方法に落ち着きました。

SUMIFについて(SUMIF 関数 - Office サポート - Microsoft)

事務仕事で実際にExcelを使っておられる方でも、関数を自分ではじめから構築するとなるとちょっと・・・という方は意外と多いです。実は、ちょっと前までは講師自身もそうでした。関数の得意な人が組んでくれた関数の数式を見ればなんとなく考え方は分かるのですが、いざ自分で作ろうと思うとなかなかうまくいかなくて・・・。

関数マスターの極意

ハッピーパソコン教室で実施しているExcel基礎講座では、一番やさしい基本関数の、SUM、AVERAGE、COUNT、MAX、MINなどを学びます。関数の学習で一番大切なのは、その計算式によってどんな数値を求めようとしているのか、そのためにはどの数値とどの数値をどう計算すればいいか、という理屈を、自分の頭で考えてみることです。

また、それと同時に、Excelの特徴である「セル」がどんな働きをするのかを、よく理解することがとても大切なのです。実際に手を動かして、時にはうまくいかなくても、そのうまくいかなかった原因を一から考え直して、修正していく。Excelの学びはこの繰り返しです。

関数が苦手という方は、この失敗を繰り返すプロセスを踏まずに、できている数式を丸覚えしようとしていないでしょうか。 一番やさしい基本関数から始めて関数の考え方をしっかり理解していけば、応用関数はその上に積み上げられていきます。

Excelのスキルをもう一段ステップアップしたい方は、ぜひ関数を制して下さい。それは思っているほど難しくはないはずです。ハッピーパソコン教室では、関数だけの学びも大歓迎。ぜひお気軽にご相談下さい。