2018年10月3日水曜日

PCボランティア、その後

 

パソコンボランティアとインストラクターデビュー

こんにちは。ハッピーパソコン教室のメイン講師です。今日は私がパソコンインストラクターになった経緯をお話ししますね。

パソコンを使った仕事のキャリア(文書編集やデータ入力)はもうかれこれ30年くらいになるのですが、パソコンインストラクターとして活動するようになったのは今から14年ほど前、2004年頃からです。きっかけはほんの些細なこと、それまでずっと内勤の仕事だったので外に出てみたくなったのです。

その頃ちょうど「パソコンボランティア」という活動があるのを知り、思い切って足を向けてみたのです。近所の地区センターでは区役所主催の高齢者向けパソコン教室でのボランティア講師養成講座も始まったので、受講してみました。それまでパソコン操作についてはそれなりの自信があったのですが、いざ教える立場で改めて自分のスキルを振り返ると、なんとまあ知らないこと、あやふやなことが多いこと!それから一念発起してインストラクターとしての勉強を始めました。

パソコンボランティアは、当時「デジタルデバイド」と呼ばれていた、携帯電話やデジタル機器、インターネットを使えないことで社会的不利益を被るという一種の格差のことで、それを解消すべく始まったボランティア活動です。私はそれまでパソコンやITの知識・スキルで生活が支えられてきましたので、パソコン操作を学ぶ機会を得て一人でも多くの人が、私と同じように活躍できるようになればと考えたのです。

ボランティア養成講座の講師の言葉はいまでも鮮明に覚えています。「有償であろうと無償であろうと、受講生の前に立ったら、あなたはプロの講師です。」

プロはプロフェッショナルのこと。一般的にはその技術やスキルでお金が稼げる職業人を指しますが、ここでの「プロ」は「専門家」という意味。日本におけるボランティア活動は無償が多く、それゆえ仕事の質がたとえ低くても仕方ない、と思われてしまうこともたびたびです。しかしその講師は断固として「ボランティアだからといって自己鍛錬をおこたるな!」と言いたかったのだと思います。

私は、インストラクターとしての資質をボランティア活動の中で学びました。私の所属していたパソコンボランティア団体の活動の質はとても高く、そこでの経験は、数年後にお金を稼ぐパソコンインストラクターとしてデビューした時、そのまま使えるものばかりでした。ちょっとの好奇心で踏み出した道にも、こんな人生を変える出会いがあるのです。


一期一会

今年の6月からある施設で月2回実施されているパソコン教室のボランティア講師をしています。前述のボランティア団体には今でも所属していて、そこからの依頼です。様々な事情で社会に出られず困難を抱えている方々に、基本的なパソコンスキルを身につけてもらうのが目的です。

対象の方々が定期的に受講しにくい方々であるがゆえに、継続したカリキュラムを組むことができないのですが、どの時点から受講しても役に立つ内容を考えて実施しています。もしかしたらこの1回の受講で次はないかも知れない。しかしこの1回がその人に将来役立つかも知れない。そんな出会いが作れたらなあ、と思っています。


教えるスキルアップ

パソコンやスマホの普及が進み、使ったことがない、使えないという方は格段に減りました。「デジタルデバイド」という言葉もいつしか聞かなくなりました。いまや事務の求人記事で「パソコンが使える人」と書いてあるのは当たり前ですし、大学生が就活前に、履歴書に書けるパソコン資格を取得するのも常識となりつつあります。しかし、依然として「パソコンスキルの習得」というニーズは確実に存在しています。

パソコンボランティアの所でも書いたとおり、パソコンをなんとなく使えることと、職業としてパソコンを使いこなす、指導できるというレベルはまったく違います。そして、人に教えることは、実は自分のスキルアップへと返ってくることでもあるのです。

ハッピーパソコン教室では、パソコンインストラクター志望の方に学習と実習の機会を設けています。スキルや経験が足りないかなとお考えの方も、とりあえず好奇心があればOK!ぜひ一度お問い合わせください。

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